ジーケア創業物語 ③「私達は何を届ければいいのか?」編

創業物語

堀田が帰国して間もない2018年6月末、アクセラレータプログラムが始まります。アプリに加え、宮﨑の専門である低フォドマップの食事相談なども患者さんに貢献できるのではないかと考え始めます。

その頃、自身がUCであり、かつ起業の経験を持つ西澤と出会い、サービス内容は理解しつつも本当にIBD患者さんが必要とするものなのか?という新しい視点での気づきを得、改めて患者さんが本当に必要とするサービスを再検討することに取り組み始めます。

IBD患者さんのニーズを把握するため、知り合いからの紹介やツイッターを通じ、15名を超えるIBD患者さんとインタビューする機会を得ます。そこで分かったのは、アプリや栄養指導の前に、他のIBD患者さんと繋がる機会を得たい、正しい情報にアクセスできるようにして欲しい、といったより根本的で切実な問題でした。

自分たちは患者さんの症状の改善ばかりに執着していましたが、実際の患者さんの悩みは、遠出した時のトイレの確保、会社での病気の告白、その病気の告白の方法、子供の学校行事への向き合い方、といった日常生活での悩みが多く、それらの解決のために他の患者さんと繋がりたいという希望を持っていることに気がつきました。

また、インターネット上など病気に関する情報は溢れてはいても、専門知識を持たない患者さんは何が本当に正しい情報なのか判断できずに困っていること、時には間違った情報を信じてしまい辛い思いをする患者さんがいることを知りました。

既にアプリのビジネスモデルを構築しかけていましたが、私たちの目標はあくまで「患者さんが安心して前向きに生きることをサポートする」ことです。患者さんにとって必要なサービスの形とは何か、新たな悩みに思いを巡らせ始めます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

IBD患者さん向けコミュニティーを7月1日にリリースしました。

Gコミュニティ | ジーケア | プロと患者さんが一緒に作るコミュニティ | IBD
Gコミュニティは、IBD(炎症性腸疾患)患者を対象とした、医療の専門家と患者さんが一緒に作るオンラインコミュニティです。本サービスでは、患者さんへ正しくわかりやすい医療情報と、専門家や他の患者さんと双方向性のコミュニケーションが取れる環境を提供することで、患者さんが悩みを解消し、前向きに生きることをサポートします。

いくつかの質問にお答えいただくだけで匿名・無料で登録できます。専門家への質問や他のIBD患者さんとの交流もできますので、日々の生活のサポートに、ぜひ、ご活用ください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

鈴木紀之

経営学修士 (MBA)。製薬会社にて、マーケティング戦略、プロダクトマネージャー、営業等を担当した後、休職し渡米。2018年ミシガン大学経営学修士修了。在学中は、新規メディカルデバイス開発プロジェクトや診断薬・医療機器販売会社へのコンサルタント業務に従事。2018年8月より製薬会社にて事業開発を担当。

鈴木紀之をフォローする
創業物語
鈴木紀之をフォローする
GCare
タイトルとURLをコピーしました